◆Message From 『一夢 ichiyume』◆ 打ち込んでいるか 打ち込んだことがあるか打ち込む気があるか 人生の幸福は形ではなく生きた証は世に残すものではなく その心で 何を尽くしたかその心に 何を刻んだかその心で 打ち込んだ命の記憶が在るか .

◆Message From 『サシャ』◆ うわべだけじゃないのね あなたの背にもたげる憂いと微笑で ようやく知る 心の底から あなたは本当にたくさんの友を それぞれの重みで愛しているのだと .

◆Message From 『ニードル』◆ すべて解り合いたいと思うから苦しくなる 解り合える部分があるだけで嬉しく 幸福だと 解り合える部分で 至上の楽しみを味わい 分かち合えればいい .

◆Message From 『トリーヴ』◆ 忘れないよ 変わらないよ忘れてゆくよ 変わってゆくよ でもそれは 大きく豊かに成長してゆく 麗しき道のり .

◆Message From 『ジャイヴ』◆ 知っていること 知らないことそれすらも超えて ただ 信じている透いた腕を 大きく広げ開きながら 愛すること ただ それだけあなたの生きざまから感じることは .

◆Message From 『アジュラ』◆ その瞳が映すものは 闇ではなく 光悲哀ではなく 慈愛 その心が選び取る風景がいつの時も やさしく穏やかであるように .

◆Message From 『ステイト』◆ 心を荷物でいっぱいにして繕い微笑いをしなくてもいい 意地っ張りな君は 自分で自分に荷を積んでしまうから 素直になることで 涙が落ちるのに任せて 重荷の一部も落とせるから 明日は 軽やかな君でいてほんの少しでも 心軽やか…

◆Message From 『光莉 hikari』◆ 知らなかった あなたの歌声がこんなにも透明で 幼いことを それは 存在すらしていないような主張のない ただ あるがままの 声 透明に 透明にいつしか 空気とまじわり 記憶の中からすら消え入りそうな .

◆Message From 『サンダー』◆ 黙しながら 説く あなたの面持ちで 日々を流さず もっと幸福をじっくりと味わうべきなのだと 気づく .

◆Message From 『グラウド』◆ 平和であることを 基幹とすること それだけで すべての流れが 美しくやさしく変わってゆく .

◆Message From 『ピリオデ』◆ ナジャムールの鐘の音空気を震わせ 泣くように鳴る 灼熱にも似た夜に 凍えて微笑む 自己矛盾の心の地獄を終わらせよと鳴る ナジャムールの鐘の音 .

◆Message From 『瞳璃 touri』◆ 人がどう思うのではなくて自分がどう感じるか 根拠のない批判よりも証に対する 慈愛を 心まっすぐに 素直にやさしく 日々を受けとめてゆく .

◆Message From 『珠杏 shuan』◆ くすくす笑いの 木もれ陽が髪の上で 踊り出す 楽しみの味わい方を忘れているよと 踊り出す .

◆Message From 『艶微 enbi』◆ ここに すべてを込めてすべてを賭けて 生きている 生きてゆく枯れるまで 枯れることなく 滾る命のほとばしりのまま .

◆Message From 『水桜 miou』◆ 蜜月のような あの最後の日 遠く 近く 忘れることなく いつも そばに在るのよ 愛情の歴史みたいに .

◆Message From 『ジオラ』◆ 始まりのベル 響け はりつめた水面に ひとしずくの 水音 それが合図 そこからがスタート .

◆Message From 『陽雪 hiyuki』◆ その儚さゆえに きらめき またたき 永遠に心に生き続ける 不思議 .

◆Message From 『キュルス』◆ オルゴールの中で踊り続けるちっちゃなおもちゃのバレリーナ 蒼いトゥシューズ真似て白夜が照らす 窓枠の影と 涙が乾くまで 夢のパ・ドゥ・ドゥ .

◆Message From 『来夢 ramu』◆ ここからはもうさよならを 繰り返さない 微笑みの出会いを繰る温かな物語を紡いでゆく .

◆Message From 『アームズ』◆ 執着するのは 足りていないと認めている証拠 その腕には もうすべてが在るのだと 思ってみればいいそれは魔法のように 自然と周りすらも満ち足りてゆく .

◆Message From 『ゼイン』◆ 透明な シャレード交わることのない 言葉 沈黙の 投げかけそれでも愛情が その胸に棲んでいると .

◆Message From 『萌衣 mei』◆ あてどなく 冒険の旅へ見知らぬ街へ 降り立ってみる 知らないことは すべて憧れとなり知ったすべてのことに 愛情を抱き きらきらと輝く 道も川も 風も木々もあの頃と同じ気持ちで また今日も生きてゆく .

◆Message From 『ミュセ』◆ 悲しみなどに 溺れない思いきり泣くのは 悲しみを洗い流すため 自分で自分を憐れむように悲しみなどに 魅入られることはない .

◆Message From 『ソラリス』◆ 急かされているのではなくて自分が 急いでいたのだと 絶望させられたのではなくて自分が絶望していたのだと 気づいた君は ふいに顔を上げたまるで 先刻 この世に生まれ落ちたみたいに .

◆Message From 『夕凪 yuunagi』◆ 今日の終わりから また始めてみよう新しい私で 新しい希望を抱いて いつだって 始まりにできるこの夕暮れの 穏やかな風の中からでも .

◆Message From 『ホルスト』◆ よもや忘れてはいまい人への支配欲が 己が心を縛りゆくことを それぞれの自由と幸福を願う想いが己が心を また幸福へと導くことを .

◆Message From 『桜鏡 sakyou』◆ この世のすべてを 抱きしめたくなる瞬間この胸に 舞い降り 舞い散るのは 人の持つやさしさの ありったけで輝きを放つ花のように舞い踊る 「光」の 愛しき乱舞 .

◆Message From 『若葉 wakaba』◆ 話した言葉も 声音も 身振りさえ憶えている─── 幼さゆえの強気も 軽快な足取りも明るい若葉の季節そのもの あの頃のあなたを恋しく想う母となった あなたの若葉の日々を .

◆Message From 『ソレイド』◆ 壊れかけた手風琴のかすかな 懐かしい 旋律 闇の中でうごめく その音符を指でつまんでそっとたぐって 光の中に帰る いつだって 立ち上がるきっかけはやさしく かたわらに 居てくれるのだから .

◆Message From 『紫乃 shino』◆ 風が潤んで 緋色のヴェールで疲れた心を包んで やさしく過ぎゆく 誰かの言葉を待つのでなくて何かの癒しを感じてみる 世界のすべてが 生きる諷示に満ちている .