◆ 『セラヴィ』 Message◆ 2007/10/16(火)

◆Message From 『セラヴィ』◆


欲しかったから  歩き出した。


坂道や  石や岩が多かったけど

欲しかったから 歩き続けた。


転んで怪我をしたり 鼻血が出たり

持ち上げられないほどの荷物を抱えなくてはならなかったり


でも 欲しかったから

怪我の手当もうまくなり かわす事を覚えたり 筋肉をつけたりした。


欲しいものを手に入れた時 丘のうえにのぼって 風に吹かれてみた。


これまでの道程が 頭の中で蘇った。


転んだ時も  鼻血を出した時も  荷物を背負った時も

希望から目を離さなければ  少しも怖くなかった。


たどり着いた時に すべてがきらめきに変わる。


今たとえ、手に入れたものを失ったとしても

このきらめきは 誰人も奪えない。


このきらめきが 人生そのものなのだ。



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