◆Sunny Season 貴女がいた季節◆

若葉の噴水 初夏の日の訪れに 

胸 躍るけど

陽光の切なさの中で 貴女がもう居ないこと

抱きしめて歩いているの… まぶしいこの道



こんな季節によく似ていた 一緒に居られたあの頃

やさしい気持ち 手紙に書いて

貴女に伝えること もうできない…


こんな日は 穏やかな風

貴女もどこかで感じてると思って

楽しかった あの日



知らないうちに 気づかぬ間に声変わり そんなふうに

振り向けばもう 季節も移り

何ひとつ 変わらずにはいられない…


時の中で もう二度と

貴女に会えないと受け入れているの

きっと すこし どこか 毀れてしまってる…



見上げる空 貴女の住む

どこかの街につながってると思って

嬉しかった あの日 もうどこにも無いね



ああ 貴女に会いたい 

会いたくて会いたくて


探しに外に出ても

迷うだけ どこにも行けない



ざわめく若葉の噴水 

目を凝らしても

陽光の切なさの中で 涙だけ 滲むだけ…



世界の半分の季節----貴女がもう居ないこと

抱きしめて歩いているの 歩いてゆくの

まぶしいこの道…
 


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